2013/08/31

砂浜ハイウェイ


 Ocean Shores 滞在の2日目は、ますます灰色の曇天でした。



ホテルのすぐ裏からボードウォークを通って砂浜へ。
…だけど、と、
 

 ……と、


と、……遠い。歩いても歩いても、海に着かない。


波打ち際に着くまで、ホテルから徒歩10分以上かかりました!!(ゆっくり歩いたものの、それにしても)

まるで、砂漠。


凧あげをしている人。ビーチで遊ぶっていっても、凧あげか貝掘りくらいしか、することがないんです。


この広い浜を時々車が通過します。
ここは砂浜だけど State Highway (州道)なんだそうです。

観光客が入って来て車を砂地に停めてふらふらしている間に潮が満ちてきて立ち往生することが良くあるらしく、夏場は月間50台くらいの車がレッカー車のお世話になると、地元の広報紙に書いてあった。
(私もロングビーチで危うくその目に遭うところでした)



ここでも波間にペリカン部隊が。


波頭すれすれに飛ぶのは、魚を獲っているのかもしれません。


ほんとにカッコ良いですね。ペリカン、見直しました。


日本から津波のがれきが打ち寄せられているそうですが、ここでは何も見ませんでした。


カニがたくさん打ち上げられていて、波打ち際ではかもめのカニパーティが進行中。


このカップルは漫才コンビみたいで面白かった。


人間にはまったくフレンドリーじゃないビーチでも、よく見れば海の中は生きものでいっぱいなのですね。



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2013/08/30

あざらし銀座、ペリカン銀座


Ocean Shores の海岸。「海浜の海岸」である。



ここです。



深く切れ込んだ湾「グレイズ・ハーバー」は、発音の教科書に載ってる口の断面図みたいな形の地形で、上くちびるの先端が、Ocean Shores。

この辺で「ノースビーチ」というと、「上あご」で、「サウスビーチ」が対岸の「下あご」の部分をさすのです。

上あごの突端の、North Jetty という突堤に行ってみた。 


野鳥のサンクチュアリに隣あっただだっ広い土地が、最近どんどん開発されて別荘やコンドミニアムが次々建ってるもようです。

リタイアメント用の住宅も多いみたい。


草の生えた砂丘を越えると突堤とビーチがある。


しつこいようだが、これでも8月です。気候はマイルドとはいえ、海は鉛色。

やっぱり稚内より北だけある。
真夏でもハワイの海とは違って、まったくアンフレンドリーな海でした。



海に入って行こうとする意欲のあるのは小さな子どもたちだけ。


北国の海だなあ。



突堤には人びとがぼーっと座っています。向こう側は「サウスビーチ」。


湾の入口のこの海峡を、次々にペリカンの団体が通っていきました。

そしてあざらしも。 
30分くらいの間に、少なくとも5頭のあざらしが、同じ方向に通過して行った。


ワシントン州でペリカンが見られるとは知りませんでした。Brown Pelican(褐色ペリカン)たち。夏の間だけ、南カリフォルニアあたりからやって来る避暑のお客さん。

頭上を通過して行くところを見ると、ワシ並のサイズ。翼の差し渡しは6.5フィート、2メートル近くあるそうです。

ペリカンってどちらかというと3枚目な感じがしてたけど、飛んでる姿はカッコ良い。

Quinault とか、この辺のネイティブ部族にペリカンの話はあるのか、ちょっと探してみよう。


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2013/08/27

8月の海浜町


太平洋沿いの Ocean Shores (オーシャン・ショアズ)の町に1泊で行ってきました。
オーシャンショアズ、直訳するなら「海浜」。
なんとストレートなネーミングの町なんでしょうか。
 
以前に行ったもっと南の Long Beach に比べると、なんだか少しうらぶれた感じの、あんまり活気のない小さな町です。シアトルやオリンピアにはロングビーチよりもずっと近いのですが。

Long Beach に行ったのは2月だったけれど、賑やかなビーチコミュニティという雰囲気はありました。

が、ここは、夏の終わった後の海水浴場みたいな、がらんとした物寂しさがだだっ広い通りに吹き抜けている感じでした。

平日だったとはいえ、まだ8月なんですけど。

 
メインストリートには巨大サメ。これはこの町では有名なお土産屋さん「Sharky's」。


中には瓶詰めの本物のサメ(観賞用)を始め、サメの本やサメぬいぐるみ、サメハットなどサメグッズがいっぱいでした。
 

ランチには、魚屋やさんに併設のレストランに行ってみた。


絶対世界一おいしい」とメニューに書いてあったクラムチャウダー。コーンスターチを使ってるのか魚のあらなのか、ぷりんとした食感で重さのない、おいしいチャウダーでした。これはたしか5ドル。


他のものはふつう。コリアンダーソースの魚のグリルが13ドル。これは失敗。
家で作ったほうがおいしそうです。 ちっちゃいフィッシュ&チップス3ピースで9ドル。観光地値段だし出てくるのが遅いー。ここに行くならクラムチャウダーだけにしておいたほうが良いです。



泊まったのはQuinault Beach Resort という、ネイティブ・アメリカンの「Quinault 国」が経営するカジノ&リゾートホテル。

しゃちのマークがついてます。

ロビーにはカヌーとかQuinnault に伝わる工芸品やアートが飾ってある。
出来たのは90年代初頭で、わりと新しい、Quinault 国の未来を託したプロジェクトで、成功してるみたいです。


昼前から、ご老人たちがスロットに興じていらっしゃる。
私はカジノに興味がないしお金もないので素通り。


ここのレストランも海辺で眺めは良いんだけど、人手が足りてないのか、夕食も朝食もすごく待たされた。ワッフルが出てくるのに25分というので連れのMは怒り心頭。
スタッフの若い子たちはとても感じが良かっただけに残念でした。

夕飯には、Quinault 国で獲れるレイザークラム(まて貝)のパンフライを食べてみました。
んー。とくに感想なしでした。もうちょっとさっぱりとぽん酢か何かで食べたい感じ?



 設備はビジネスホテルみたいではありますが、部屋の眺めは素晴らしかったです。

窓の外はこんな海。しつこいようですが、8月の海です。

ウッディ・アレンの『インテリア』というとっても暗い静かな映画で、鬱になったお母さんが海の中に入っていってしまう、あの海のような風景でした。(あれは東海岸ですが)。

仕事部屋の窓からこんな風景が見えたらいいなー。





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2013/08/25

Miyabi 45th の美しいおそば


 

開店前から楽しみにしてたのになかなか行く機会のなかったアップスケールそば処、Miyabi 45th に、やっと行ってきました。

となり町 Wallingfordの45th Ave 沿い。


食前に冷たいコーンポタージュのおまけつき。


まぐろのカルパッチョ、ブルーベリーぽん酢あえ。


お蕎麦は「豚せいろ」にしてみた。黄身とろり玉子と豚角煮がごろごろ入った、かなりがっつり目のおそば。


友人の食べた夏風味カレー蕎麦は(味見)、印度風のスパイスの香り高いさらさらカレー。

おそばで満腹になってしまってデザートまで食べられなかったのが残念。

近所にリアルな美しい手打ちの蕎麦が食べられるお店ができたのは嬉しいです!また行く!


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2013/08/21

夏のマーケット


とっても久々に、バラードのサンデーマーケットに行ってみた。

新しいアパートからは、たらたら歩いて20分くらい。


かなりの人出でした。 カブを持ったイケメンお兄さんが通過! そのカブで何を作るのでしょうか。後をついて行きたくなりますね。



ワシントン州東部の農家のお肉屋さんも増えた。


夏の明るい色。スクワッシュたち。


ピクルス用きゅうり。ここのサンデーマーケットのお客さんは、ますますオサレ度が増しているような。マダムにはバスケットにストローハットがデフォルトみたいですね。


お花屋さんはなぜかみんなアジア人の家族が経営。 花束5ドルから~!


24番通りの Tall Grass Bakery も出店してた。ここのバゲッド好きです。


夏の花たち。とはいっても、もうそろそろ秋の気配が漂いはじめたシアトルです。



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